平成28年度 学長記者会見第130回学長記者会見

第130回学長記者会見

日時
2016-10-25
場所
大分県庁県政記者室
第130回学長記者会見

(事項1)大分大学学園祭「第5回 蒼稜祭」開催

 本学学園祭運営委員会は,11月4日(金)から6日(日)の3日間,旦野原キャンパスにおいて,「革命」をテーマに大分大学学園祭である「第5回 蒼稜祭」を開催します。
 本学は,地域社会との連携協力を従来にも増して推進し,地域の活性化に貢献することを大学運営の基本方針としています。
 そのためには,教育研究面での連携協力はもとより,本学学生を含めた大学の全構成員が積極的に地域社会との交流を深めることが何よりも重要です。
 蒼稜祭の開催にあたり,本学の学生が勉学やサークル活動等の多方面にわたる学生生活の一端を地域の皆さまにご披露し,ご指導と励ましをいただくことで,地域社会の一員としての自覚を深め,地域に根ざす大分大学の学生として,さらに成長・飛躍する機会となることを期待しています。

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(事項2)大分大学開放イベント2016 ~地域社会とともに~

 本学は,地域社会との連携・協力を推進するため,大学の研究活動やその成果を広く公開し,一般の方が気軽に訪問できる大学づくりに努めています。今年度も大学開放イベントを開催し,地域の皆様に大分大学の今を感じていただきます。
 このイベントは,本学の日頃の研究成果等を様々な催し・展示で紹介するほか,ペットボトルロケット等の楽しいモノづくり体験イベントや,大分の郷土料理・名産品等の販売など,年齢・性別を問わず楽しんでいただける内容となっています。
 また,東京医科大学微生物学分野 主任教授の松本哲哉先生を講師に招いて特別講演会を開催します。

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(事項3)「大分大学ホームカミングデー2016」開催

 本学では,11月6日「大分大学ホームカミングデー2016」を開催します。
 この催しは,本学同窓生等に大学の現状を見学していただくとともに,本学への意見・提言等をいただく場を設け,同窓生等と本学との絆を深めることにより,協力・連携関係を築き,併せて,各同窓会会員相互の交流を推進することを目的としています。
 本学と同窓生との交流会は,国立大学法人化を機に,平成17年度から県内で8回,県外で4回の合計12回開催し,これまでに本学の6つの同窓会会員等約1,700名が参加しています。
 同窓生の皆さんには,同日開催の大学開放イベント及び学園祭(蒼稜祭)にも参加していただき,懐かしい母校の今の姿をご覧いただきます。
 その後,15時40分から旦野原キャンパスの学生交流会館B-Forêt(ビ・フォーレ)を会場に,交流会と懇親会を開催します。
 昨年度から,同窓生の方々と旧交を温めていただくため,名誉教授や職員OBにも参加していただき,「大分大学ホームカミングデー」として開催しています。

※同窓会連合会 会員
豊友会(教育福祉科学部),一般財団法人四極会(経済学部),玉樹会(医学部医学科),桜樹会(医学部看護学科),翔工会(工学部),九峰会(福祉社会科学研究科)

その他の情報

(事項1)第20回大分大学福祉フォーラム -福祉とテクノロジーの未来-

 障害者や高齢者の地域生活や社会参加を支援する福祉用具や福祉機器は,近年ICT(情報通信技術)の発達とともにめざましい進化を遂げています。超高齢・人口減少社会を迎えた日本において,それらのニーズはますます高まっており,なかでも高齢者の自立や介護を支援する福祉ロボットの開発・実用化は大きな注目を集めています。このような新しい福祉のテクノロジーは,障害のあるなしにかかわらず,すべての人びとの生活や意識を大きく変えていくことでしょう。
 このフォーラムでは,障害をもつ人の生活を支援するテクノロジーの開発や研究,普及に先駆的に取り組んでいる研究者や実践者,ユーザーをお招きし,その現状と課題,可能性についてお話いただきます。福祉のテクノロジーで近未来の社会や地域,生活がどのように変わるのか。コミュニケーション支援アプリ『UDトーク』を体験しながら,ともに考えてみませんか。

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(事項2)大分大学経済学部・大分県立三重総合高等学校・豊後大野市の協働による社会実験イベント
   「大人の社会見学」第3弾を実施

 豊後大野市の地域公共交通利用活性化と住民の公共交通による外出経験の創出のためのイベント「大人の社会見学」を,経済学部大井ゼミナールの3年生7名と豊後大野市・大分県立三重総合高等学校の共同で開催します。
 豊後大野市の地域公共交通については,平成21年より本学経済学部の大井准教授がアドバイザーとして地域公共交通会議に参画を続けており,平成26年に,学生の同行による高齢者の外出支援を行い,話し相手になるとともにコミュニティバスの利用体験を通じて「不安を解消」する社会実験として「大人の社会見学」を初めて実施しました。以降継続実施しており,今回で3回目です。
 この社会実験は,豊後大野市の協力の下,本学の学生が主導して企画したもので,あいのりタクシーやコミュニティバスを利用して病院や金融機関,スーパーに行き,お買い物の手伝いなどを行うとともに,昼食会やレクリエーションなども実施することで「出かけること」の楽しさをセットにしたもので,全国的にも珍しい社会実験です。 昨年度からは,大分県立三重総合高等学校メディア科学科の課題研究履修生とも一緒に実施しており,今年は8名の高校生が参画します。
 このように「高校」「大学」「行政」が連携する交通利用促進は全国でもほとんど例がなく,アクティブラーニングや高大接続の新しい取り組みと言えます。
 この事業はCOC+推進事業(大分県委託事業)の一環として実施します。

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(事項3)学生による大分大学活き活きプロジェクト 「みんくるカフェ大分」

 本学医学部の学生が主体となり,大分県内の医療・福祉関係者,学生,市民が対等な立場で発言できる場を設けることで,それぞれの考えを理解し,医療者対患者から始まる関係では築きにくい普段からの信頼関係の醸成を主な目的として「みんくるカフェ大分」を実施しています。
 この事業は,学生自身が企画・運営する地域交流事業「大分大学活き活きプロジェクト2016」に採択され実施しています。
 プロジェクト名の「みんくるカフェ」とは「みんながくるカフェ」の略で,2014年1月から活動を始め,同年2月の第1回から,本年11月で第28回目の開催を迎えます。
 「みんくるカフェ」では,参加者がニックネームで呼び合うことで,対等な関係でざっくばらんに語り合えるようにしています。会は,ゲストスピーカーによる話の後,ゲストスピーカーを含む参加者がいくつかのテーブルに分かれて対話をします。対話の終了後,テーブルごとにファシリテーターによるまとめ,参加者の感想発表,ゲストスピーカーによる総括などを行います。
 この会は,ドリンクを飲みながらのトークや,会の終わりにランチタイムを設けたりすることで,参加者同士がより和やかに対話ができるよう工夫しています。
(写真:過去のみんくるカフェの様子)

■今年度のスケジュールとテーマ 
5・ 6・ 7月:テーマ「福祉」(実施済)
9・10・11月:テーマ「医療コミュニケーション」
12・1・2月 :テーマ「死と生」
3月:アンケートによりテーマを設定(予定)

みんくるカフェ大分ホームページ:http://minclecafeoita.amsstudio.jp/

(事項4)本学関係学会開催情報(1) 第26回日本臨床精神神経薬理学会

 本学医学部精神神経医学講座 寺尾 岳教授が大会会長を務める第26回日本臨床精神神経薬理学会を11月17日,18日の両日に大分市内で開催します。

 第26回日本臨床精神神経薬理学会を11月17日,18日の2日間,大分市のホルトホール大分で開催します。
 今回は,「こころとからだにやさしい薬物療法:自然界との共存をめざして」をテーマとし,副作用の少ない薬物療法はもちろん,食餌や飲料水に含まれる微量元素や不飽和脂肪酸,ビタミンなども視野に入れ,患者さんやその家族が受け入れやすい薬物療法とは何かを考えます。
 当学会は精神科薬物療法学会として日本で最も大規模な学会で,九州では初めて開催されます。

大会ホームページ:http://www.congre.co.jp/cnp2016/index.html

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(事項5)本学関係学会開催情報(2) 日本ヘルスプロモーション学会 第14回学術 大会・総会

 本学教育学部 住田 実 教授が学術大会長を務める日本ヘルスプロモーション学会 第14回学術大会・総会を11月26日,27日の両日,大分市内で開催します。
 この学会は,ヘルスプロモーションに関する学術研究と実践の統一を目指したわが国における代表的な学会です。学会の構成員には,ヘルスプロモーションの展開にとって必要な「住民参加・参画」と「分野間協力」を達成するために,研究者だけでなく,国・地方自治体の行政担当者,市民,教育者,学生など幅広い層を期待しており,14回目となる今回の学術大会は,県内13団体(本学も含む)の後援を得て,大分県で初めて開催されます。

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