お知らせ第133回学長記者会見

第133回学長記者会見

日時
2017-02-23
場所
大分県庁県政記者室
第133回学長記者会見

(事項1)平成28年度 卒業式・学位記授与式の実施について

平成28年度卒業式・学位記授与式を3月23日(木)に実施します。
(写真:平成27年度の卒業式・学位記授与式の様子)

■開催日時:平成29年3月23日(木) 10:00~
■開催場所:iichiko総合文化センター iichikoグランシアタ

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(事項2)教員就職率 全国トップクラス達成!!!(平成28年3月卒業者)

 平成29年1月31日,文部科学省が発表した「国立の教員養成大学・学部(教員養成課程)の平成28年3月卒業者の就職状況等について」において,本学教育福祉科学部(現教育学部)の教員就職率が全国2位(教育単科大学を除けば全国1位)として紹介されました。
(写真:説明する古賀教育学部長)
 これは,文部科学省が国立の教員養成大学・学部(教員養成課程)44大学・学部の大学別就職状況を調査し,発表したもので,このうち就職状況調査では,本学教育福祉科学部(現教育学部)は,卒業者から進学者及び保育士就職者を除いた数値を分母とした教員就職率において,全国2位,教員養成系単科大学を除いて全国1位として紹介されました。
 なお,進学者及び保育士を含めた全ての卒業者に占める教員就職率は全国1位,未就職率についても全国1位(最小)として紹介されています。



 本学では,質の高い教員養成の実現に向け,国や大分県の教育課題を踏まえて,カリキュラムや授業内容・方法の見直しを図ってきました。また教員採用試験合格のため,さらには教員採用試験合格後の教員生活をも見据え,「教師育成サポート推進室」や「就職・進路支援室」を中心に,全教員出動態勢のもと,模擬授業や実技試験対策など手厚い指導・支援を行っています。
 「学校の先生になりたい」という思いを抱いている皆さん,その夢を叶えるため,大分大学教育学部で教師としての確かな指導力や豊かな人間性を身につけ,一緒に教職の道を目指してみませんか。

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(事項3)大分大学,ロシアのピラゴフ名称ロシア国立研究医科大学と大学間交流協定を締結

 本学は,ロシアのピラゴフ名称ロシア国立研究医科大学との間で大学間交流協定を締結することとなり,3月10日に北野学長をはじめ,本学医学部の医師及び国際交流課職員らが在ロシア日本大使館にて交流協定書の調印式を行います。
 この協定は,両大学の学術,科学,技術協力プログラムを確立させるために連携協定を結ぶこととしており,臨床的な研修活動や共同研究活動,研究者・医療スタッフの交流などを行います。
 まずは,本学の強みである内視鏡分野における交流から始めることとしています。

 ピラゴフ名称ロシア国立研究医科大学(RNRMU)は,ロシアの教育省から教育機関として公認されたモスクワにある大学で,ロシア及びヨーロッパでも有数の大きな医療機関のひとつです。
 1906年にモスクワ第二医科大学として設立され,現在では,学部生9,000名,大学院生583名,研修医798名,インターン生400名などを擁しており,うち950名が海外からの留学生です。
 1960年代までに国内外で活躍する70,000人以上の医者を育成し,1966年(創立60周年)には,その業績が評価され,国で最も高い勲章(レーニン勲章)を受賞しました。RNRMUの主要な任務は,国家の安寧を守るための医者及び専門家を育成することです。
 組織としては,ロシア政府の決定により,2008年に老人学研究所に含まれた4つの科学研究機関から構成されています。(6科学部門24プログラムと私費研究所;8学部(医学,小児科学,モスクワ学,医生物学,心理社会学,薬学,歯科,140部門をもつ先進医師訓練学部 )このうち50部門は外国人学生のため英語でのトレーニングを取り入れています。
 本学の北野学長は,2004年より消化器内視鏡・内視鏡外科分野において,タイ,ベトナムなどのアジア地域を中心として人材育成に取り組み,実績を積んできました。現在,その活動を,オールジャパン体制で加速させるために,本学を中心とした「アジア内視鏡人材育成支援大学コンソーシアム」へと発展させているところであり,それらの活動をロシアとの間でも実施することは,日露経済交流の推進事業としても,関係省庁から大変期待されています。

その他の情報

(事項1)教育学部附属特別支援学校で高等部生徒によるオープンカフェ実施

 教育学部附属特別支援学校では,実際の活動を通して作業学習(喫茶サービス)で学んだ接客技能を披露するため,3月6日にオープンカフェを実施します。
 教育学部附属特別支援学校では,今年度「共生社会の実現をめざして活躍する児童生徒の育成」というプロジェクトを立ち上げました。
 当プロジェクトの一環として,今回,高等部の生徒が日頃の作業学習(喫茶サービス)で学んだ接客技能を地域の方などに披露するため,敷地内の空きスペースを利用した「にじいろオープンカフェ」を3月6日に開店します。
 当日は,ホットコーヒーやソフトドリンクを提供します。また,特別支援学校に隣接する「パンとケーキのお店 Little Salt(リトル ソルト)」とのコラボレーションによるスウィーツとドリンクのセットメニューも準備しています。
 教育学部附属特別支援学校でこのようなオープンカフェを実施するのは初めてです。近隣の地域の方に利用していただき,特別支援学校の取組を理解していただくとともに,生徒との交流を図る場となることを期待しています。

■開催日時:平成29年3月6日(月) 13:20~14:30
※雨天の場合は延期 3月16日(木) 13:20~14:30
■開催場所:教育学部附属特別支援学校なかよし広場
(附属特別支援学校正門横・王子キャンパス)

(事項2)世界腎臓デーイベント2017 in大分 「来て見てガッテン 腎臓のこと」

 毎年3月の第2木曜日は「世界腎臓デー」です。  世界腎臓デーに合わせて3月11日にホルトホール大分で一般市民を対象としたイベントを行います。このイベントに本学医学部内分泌代謝・膠原病・腎臓内科学講座も協力します。

 「腎臓」はからだの中の老廃物を尿として排泄し,血液をきれいに保ってくれる大事な臓器です。この機能がさまざまな理由で低下する「CKD(慢性腎臓病)」が増加しており,成人の8人に1人はCKDといわれています。
 公開講座では医学部内分泌代謝・膠原病・腎臓内科学講座の柴田教授の司会の下,慢性腎臓病(CKD)について様々な先生方の講演が行われます。公開講座終了後,希望者には血糖測定や健康診断結果の相談を受けることができます。
 野菜・加工品の販売や減塩についてのイベントも多数実施します。

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(事項3)平成29年3月 定年退職者一覧

平成29年3月で本学を定年退職する教員は以下のとおりです。