お知らせトピックス2014-015

附属病院においてタイ王国の医師等の研修を受け入れ

 本学は,6月27日,東九州メディカルバレー構想の一環として,JICA(独立行政法人国際協力機構)との連携により,タイ王国の医師及び看護師の計4名の研修を受け入れました。
 この研修は,日本式透析システムをアジアに展開するため,民間企業がJICAに提案した「タイ王国透析技術ネットワーク開発におけるCDDS(※)技術普及事業」の一環として,タイ王国の医師等を招へいし,本学をはじめ,宮崎大学,九州保健福祉大学及び民間病院において,日本式透析システムと透析治療に関する研修を行うものです。
 27日は,本学での研修初日にあたり,本学守山正胤医学部長の歓迎の挨拶の後,本学医学部と東九州メディカルバレー構想の概要を映像(DVD)により紹介しました。
 本学での研修は7月3日まで行われ,本学医学部附属病院の友雅司講師が担当します。
 この研修により,東九州メディカルバレー構想の目的である「医療技術人材の育成」及び「アジアへの貢献」への寄与が期待されます。
 なお,本学では,昨年5月,6月にもタイ王国からの視察・研修を受け入れており,透析分野における継続した事業を行っています。

※CDDS:透析液を一ヵ所でまとめて調整し,多人数用透析監視装置を用いて透析を行う日本式の透析システム

記念撮影
記念撮影