お知らせトピックス2014-035

平成26年度後期留学生研修旅行を実施

 10月入学の外国人留学生と日本人学生チューターを中心とした研修旅行を,10月11日に行いました。この旅行は,留学生とチューターとの交流を深め,また留学生への日本文化や歴史の教育を目的として,国際教育研究センターが毎学期実施しているものです。
 今回は日田市に行きました。参加人数は,留学生60名,チューター35名,旅行の世話をする国際ボランティア会の日本人学生3名,引率の教職員6名の104名でした。今回は,キャンパスの離れた医学系研究科からも4名が参加しました。
 バスに乗り込むとすぐに,留学生と日本人学生はいろいろな国の言葉でたくさんの話をして交流を深めました。中にはバスに乗るとすぐにマイクを取って次々と歌やダンスを披露する留学生もおり,たいへん陽気な車内でした。
 最初にクンチョウ酒造を見学し,国の重要伝統的建造物郡保存地区豆田町を散策しました。次に亀山亭ホテルに移動し,留学生とチューターが同席して精進料理の昼食をとりました。話声が途切れることはなく,昼食後はホテルの足湯に浸かったりして過ごしました。
 続いて,大分大学外国人留学生友の会会員企業の三和酒類日田蒸留所のご好意で,蒸留の説明を受けながら,蒸留工程を見学しました。日本語・日本文化研修留学生のWONG KI SING(コウ キ ショウ)さんの通訳による英語班と日本語班に分かれての見学でした。
 最後に高塚愛宕地蔵尊に行き,長い石段を登り手水舎で身を清め,チューターからお参りの仕方を習いながら神妙に参拝しました。
 この研修旅行で,留学生は大分の文化の一端を学ぶことができ,また留学生と日本人学生,留学生間の交流を深めることができました。これを契機に後期入学の留学生も,有意義な留学生活をおくることを期待します。

クンチョウ酒造を見学
クンチョウ酒造を見学
精進料理
精進料理
三和酒類日田蒸留所で集合写真
三和酒類日田蒸留所で集合写真
高塚愛宕地蔵尊で参拝
高塚愛宕地蔵尊で参拝