お知らせトピックス2014-074

難関の社会福祉士国家試験で合格率100%を達成(全員合格者人数全国新記録)

 去る3月13日に,社会福祉士国家試験の合格発表が行われました。全国平均合格率が27.0%という低値のなか,大分大学教育福祉科学部の受験生35名全員が合格しました。厚生労働省が学校別合格率の公表を開始した第19回試験(平成18年度)以降で,合格率100%を達成した大学の最高人数は26名でしたが,本学の35名はこれを大きく上回る全国最高記録です。また,同時に発表された精神保健福祉士も合格率100%で,全員合格は過去5年で4回達成しています。
 「過去問は暗記させない」など独特,かつ綿密な学習プログラムを構築し,また,いわゆる試験対策にとどまらず,実践力の向上も視野に入れながらの学習を進めています。さらに「チーム」ということを常に意識させ,お互いに協力しながら取り組ませることにより,社会性や協調性を育んでいます。
 こうした取り組みが功を奏し,福祉職離れが問題となるなか,今年度卒業生も90%以上が福祉分野に就職をしました。「地域貢献」という国立大学法人の使命を果たすべく,今後も邁進していきます。

国家試験終了直後の記念写真(北九州市西日本総合展示場)
国家試験終了直後の記念写真(北九州市西日本総合展示場)