お知らせトピックス2015-011

留学生寄宿舎, 国際交流会館で消防訓練を実施

 留学生寄宿舎と国際交流会館では,5月25日(月)に4月に新しく迎えた留学生を中心とした消防訓練を行いました。参加した留学生と外国人研究者の家族は33名でした。
 留学生寄宿舎では大分市南消防署から指導者をお迎えしました。11:00に火災報知機が鳴動し,留学生代表が現場確認の後,日本語と英語で入居者に避難を呼びかけ,初期消火の態勢をとり,119番に日本語で通報しました。参加した留学生は居室から速やかに玄関前に避難し,留学生代表が会館主事(金森講師)に状況報告をしました。次に,2階の避難はしごを使っての避難方法を習いました。次いで消防署員から,英語を交えながらの日本の消火器の使用方法の指導があり,全員が水消火器で消火の練習をしました。続いて,地震体験車による地震を体験し,消防署員から,「日本は地震の多い国ですが,地震の揺れは2,3分ですからその間は頭を守ってじっとして,揺れがおさまったらすぐに避難するよう」講話がありました。
 国際交流会館では入居している研究者の家族も参加し,防火管理者による自主訓練を行いました。14:00に火災報知機が鳴動し,留学生寄宿舎と同様に避難訓練,通報訓練,消火訓練を行いました。また,大分市中央消防署からお借りした「地震火災から命を守るために」のビデオを視聴の後,防火管理者から出火防止,初期消火,火事を皆に知らせる,天井に炎が上がったら初期消火を止めただちに逃げるといった防災上のポイントについて講話がありました。
 留学生はこの消防訓練でしっかりとした防災意識を持つことができたものと思われます。

避難状況の確認
避難状況の確認
避難はしごの使用方法を学ぶ
避難はしごの使用方法を学ぶ
大分市南消防署員からの指導
大分市南消防署員からの指導
防火管理者講話
防火管理者講話