お知らせトピックス2015-040

サッカーを通じて大分に活力を!
ソーシャルイノベーションを考えるアイデアソンを開催しました

 Jリーグ大分トリニータを運営する大分フットボールクラブ,富士通総研,本学経済学部の共同企画プログラム「ソーシャルイノベーションワークショップ」の一環として,Social Innovation Challenge for Oita-大分に新たな変化を創り出す-というテーマのアイデアソンを10月24日に開催しました。

 大分トリニータとデジタルネイティブを繋ぐアイデアを考えようという課題のもと学生,教員,社会人の総勢45名が参加。あしたのコミュニティーラボ代表の柴崎辰彦氏によるキーノートののち,アイデアワークを行い,参加者全員で約120個のアイデアを出し合いました。その後,10チームに分かれてアイデアを具体化させる簡易プロトタイピングを行い,最終的にそれは大分の社会にどのような変化や影響をもたらすのかを考え抜きました。

 見事グランプリの大分トリニータ賞(審査員:大分フットボールクラブ青野浩志社長)を獲得したのは,チーム「にこにこ大分」。大分トリニータの試合を通じて人と人,心と心のつながりを生み出し,大分に一体感をもたらすことを狙い,ピッチの周りの陸上トラックに着目。

 ウェアラブルバンドやドローンなどを駆使し,スタジアム,街中,TVの前のサポーターの気持ちをつなぎ,試合の状況に合わせて応援歌やサポーターからのメッセージをトラックにマッピングするという,ユニークなものでした。

 本取組みは富士通デザイン,あしたのコミュニティーラボに運営協力をいただき,当日は,県内の各セクターから社会人に参加いただきました。

 経済学部では企業や公的セクターとの連携を強化し,イノベーション人材の育成に力を入れると共に,新しい地域エコシステム形成を目指した活動を推進していきます。

▽ソーシャルイノベーションを考えるアイデアソンの開催について
▽株式会社大分フットボールクラブ
▽株式会社富士通総研
▽富士通デザイン株式会社
▽あしたのコミュニティーラボ

参加者全員で取り組むアイデアワークの様子
参加者全員で取り組むアイデアワークの様子
10チームに分かれて簡易プロトタイピングを実施
10チームに分かれて簡易プロトタイピングを実施
グランプリ受賞チーム「にこにこ大分」と青野社長
グランプリ受賞チーム「にこにこ大分」と青野社長
アイデアソン終了後、全員で写真撮影
アイデアソン終了後、全員で写真撮影