お知らせトピックス2016-071

防災シンポジウム 「大分の防災を考える in 九重」を開催

 本学は,1月22日に大分県九重町で,防災シンポジウム「大分の防災を考える in 九重」を開催しました。
 本シンポジウムは,県内8高等教育機関で組織する大分高等教育協議会(地域連携研究コンソーシアム大分)との共催で,毎年度大分県内の各市町村で開催され,今年度で7回目の開催となります。
 シンポジウムは特別講演とパネルディスカッションの2部で構成され,特別講演では気象予報士 花宮廣務氏より九重町で発生が予想される大雨や土砂災害・地震等を中心に,減災に向けた取組や発生時の対処法等について講演が行われました。
 また,パネルディスカッションでは,立命館アジア太平洋大学 佐藤洋一郎教授がコーディネーター・パネリストを,大分工業高等専門学校 工藤宗治准教授,本学 川田菜穂子准教授がパネリストを務め,九重町の地理上の特徴や住宅について,また,防災・減災の取組へのアプローチ方法等多面的な視点で議論を行いました。
 シンポジウムには九重町民を中心に約250名が参加し,参加者からは「自然災害の恐ろしさを痛感した」「災害に対する日頃からの備えの必要性を痛感した」等の感想が寄せられました。

講演を行う花宮氏
講演を行う花宮氏