お知らせトピックス2016-073

小学生を対象にした実験教室「Happy Art Workshop in English! –いろんな素材をつかって作品をつくろう!-」を開催しました。

 1月28日,旦野原キャンパスで小学生対象の実験教室「Happy Art Workshop in English! -いろんな素材をつかって作品をつくろう!-」を開催し,県内の小学生18名の参加がありました。この実験教室は,日本学術振興会の研究成果の社会還元・普及事業「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」の一環として開催したものです。
 当日,午前中の講義では,マドリッド・コンプルテンセ大学准教授のマリア・アカソ先生によるスペインの美術教育や現代アートについての講義と,御手洗靖教授による小学校外国語活動と図工の教科横断型学習教材を用いた講義,藤井康子准教授によるスペインでの現地調査をふまえて開発・実施した英語を取り入れた図工の学習教材を用いた講義を通して,様々な言語による表現力の獲得の必要性を伝えました。講義の後にはワークショップが開催され,グループで決めたトピックをもとにドローイングとインスタレーション,ボディパフォーマンスを行いました。インスタレーションでは,貝がらやビーズなど様々な色や形の材料を英語をつかって親しみ,作品制作のイメージを膨らませました。昼食会(交流会)では,マリア先生にスペインについて聞きたいことを自由に質問し合う中で,他校の参加者とも打ち解けあい,楽しい時間を過ごしました。
 午後もインスタレーションの続きを行った後,グループごとにボディパフォーマンスで他の参加者にトピックを伝えあい,様々な言語による表現の重要性を学びました。最後にマリア先生の講評があり,無事に実験教室が終了しました。
 参加者が記入したアンケートの回答では,「図工をする時に英語を一緒にできてたのしかったです!」「とてもわかりやすくおもしろかった」等の感想が寄せられ,心に残る一日となったようです。

実験教室の参加者
実験教室の参加者