お知らせトピックス2017-008

ピラゴフ名称ロシア国立研究医科大学と内視鏡分野の協力に関する合意文書に署名

 4月20日,本学とピラゴフ名称ロシア国立研究医科大学との間で,日本の最先端の内視鏡技術を伝えるための内視鏡分野における協力を強化し,また継続的に進めるために,双方で合意文書に署名がなされました。
 今回の合意では,内視鏡分野で国内トップレベルの技術を持つ本学が,厚生労働省及びロシア連邦保健省の支援の下,日本内視鏡外科学会・アジア内視鏡人材育成支援大学コンソーシアムの協力を得て内視鏡分野での技術協力を実施するもので,ピラゴフ名称ロシア国立研究医科大学内に「日露内視鏡協力トレーニングセンター」を設置するとともに,日本製の最新内視鏡を活用した日本の診断・治療技術をロシアと共有すべく,実地トレーニングを実施すること,また日露間における遠隔コンサルテーションの実施等が計画されています。
 既に,4月20・21日の2日間,北野正剛学長を含む本学医師団5名が訪露し,現地の医師らを対象とした内視鏡外科実地トレーニングコースを開催しました。
 本学のロシアにおける内視鏡人材育成に向けた取組は,大学交流,医療協力の進展のみならず,日露経済交流推進事業としても関係省庁から大きな期待が寄せられています。

■参考ページ

協定書を手に記念撮影を行う<br/>Sergey Lukyanov学長と北野学長
協定書を手に記念撮影を行う
Sergey Lukyanov学長と北野学長
日露内視鏡協力トレーニングセンター前で<br/>記念撮影を行う関係者
日露内視鏡協力トレーニングセンター前で
記念撮影を行う関係者