お知らせトピックス2017-089

小学生が英語で日本美術を体験

 大分大学は、12月9日に小学5・6年生対象のワークショップ「Happy Art Workshop in English Ⅱ 日本美術を味わおう! ~影絵あそび~(実施代表者 藤井康子准教授)」を開催し、県内から21名の参加がありました。  
 このプログラムは、日本学術振興会の研究成果の社会還元・普及事業「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」の一環として開催したものです。
 参加者は、最初はかなり緊張していましたが、アイスブレイクのゲームに加え、英語の歌を歌うことで少しずつ緊張が解けていき、御手洗靖教授による講義「色と形と英語」、藤井康子准教授による講義「アートと言葉」、「日本の美術作品を用いたシルエットクイズ」を通して図工と英語を一緒に学ぶ楽しさを感じたようです。
 後半の影絵作りでは、グループメンバーと協力しながら影絵を制作し、最後は、子供たち自身が作成したオリジナルストーリーを英語と日本語の両言語で音読しながら、生き生きと影絵の発表を行いました。
参加者からは、「英語や美術を楽しみながら学ぶことが出来て、研究にとても興味を持った。」「英語で影絵を説明するのは難しかったけど、とても楽しかった。グループのみんなで協力していろいろできたので、また参加したい。」等の感想が寄せられました。
 また、同伴した保護者からは、「体を使ったゲームやリズムに合わせた英語フレーズの練習など子供たちが主体的になるように工夫されていた。」「講義の際に何気なく使っている言葉にも意味があることを学んだことで、色々な事にwhy?の気持ちを持って欲しいと思った。」等の感想が寄せられ、親子共に参加して良かったと感じてもらえたようです。

アイスブレイク
アイスブレイク
集合写真
集合写真
影絵作り
影絵作り
影絵ショー発表
影絵ショー発表