お知らせトピックス2018-019

~求む!学生の力~ 災害ボランティア講習会を開催

 大分県は昨年,7月の九州北部豪雨,9月の台風18号と2つの大きな災害に見舞われました。本学では,被災地からの支援要請に全面的に応えることとし,被害の大きかった日田市・津久見市・佐伯市に延べ191名の学生を派遣しました。被災地での体験から,復旧作業においてリーダーとして活躍できる学生を養成するため,5月29日,旦野原キャンパスで,減災・復興デザイン教育研究センター主催による,災害ボランティア講習会を開催しました。
 講習会では,はじめに,ひちくボランティアセンタースタッフ 松永鎌矢氏(本学OB)による「学生災害ボランティアの役割」について講演があり,引き続き,工学研究科博士前期課程1年 吉村太良さんから「災害ボランティア体験談 -九州北部豪雨災害を通じて-」,教育学部 小山拓志准教授から「頻発する大分の自然災害」,減災・復興デザイン教育研究センター防災コーディネーター 板井幸則氏から「災害ボランティアの心構え」について,それぞれ講演がありました。
 最後に,減災・復興デザイン教育研究センター小林祐司次長から「今回講習会に参加した皆さんが中心になって,さらに災害ボランティアの輪が広がることを期待しています」と挨拶があり,受講者には修了証を交付しました。

講習会の様子
講習会の様子