お知らせトピックス2018-075

「2018年度おおいた創生シンポジウム」を開催

 大分大学が事務局を務める,大学等による「おおいた創生」推進協議会は,1月29日に,「未来の大分を担う若者にバトンを渡すために出来ることは!」をテーマに,「2018年度 おおいた創生シンポジウム」を開催しました。
 このシンポジウムは2部構成で開催され,第1部では,主催者を代表して同協議会 代議員会議長である本学越智義道理事の挨拶の後,2名の学生が大分県の支援で実施している「地方創生大学等連携プロジェクト支援事業」に参加して感じたことや伝えたいことを「学生からのメッセージ」として発表しました。学生からは「私たち大学生は実現できそうなことばかりを考えるのではなく,一見実現が難しいことでも提案することが大事であるということに気づかされた」,「私が生まれ育ったこの大分のさらなる活性化に貢献できるような人になりたいと思う」といった熱いメッセージが発信されました。
 続いて,平成28年度から実施してきた「地方創生大学等連携プロジェクト支援事業」が最終年度であることから,3年間の集大成として,これまで学生が地域や企業と協働して行ってきた活動および成果を各参加機関が発表しました。
 第2部は,「学生の発表から見えてくる,学生が地域等と協働して行ってきた活動の成果について」,「大分地域の創生のために活動をさらに深めるための観点について」,「大分地域創生のために活動をさらに深めるための産官学のそれぞれの役割について」の3つのテーマで,トークセッションを開催しました。大学,自治体,企業の関係者が登壇し,会場からも意見があり,熱い議論を交わしました。シンポジウムの最後には,大分県 企画振興部 政策企画課 磯田健課長より講評がありました。
 また,開会前と休憩時間には,会場ロビーにて,平成30年度 大分県支援事業「地方創生大学等連携プロジェクト支援事業」に採択された30件全ての成果の「ポスターセッション」を行い,多くの参加者が熱心に質問を行っていました。
 本シンポジウムには,約250名の大学生,高校生,企業関係者,自治体関係者,大学職員等が参加し,大変盛り上がり,参加者からは,「各大学によるアイディア合戦,目からウロコの2時間でした」,「大分の地域創生のため,学生・大学が一体となり,熱意を持って取り組んでいることが分かり素晴らしいと思った」といった感想が寄せられました。

250名の参加者で一杯の会場
250名の参加者で一杯の会場
ポスターセッションの様子
ポスターセッションの様子