お知らせトピックス2021-004

地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)事後評価 において
「S」評価(最高評価)を受けました

 大分大学を申請校として,県内57の協働機関により,平成27年度から5年間の補助事業として取り組んできた地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)【事業名:地域と企業の心に響く若者育成プログラムと大分豊じょう化プラン】について,この度,日本学術振興会による事後評価で,最高の「S」評価(注1)を受けました。
 今回の「S」評価については,上記57機関から構成される大学等による「おおいた創生」推進協議会において,産官学が積極的に連携し,地域の雇用創出や学卒者の地元定着の向上,地域課題の解決等に努め,高等教育の活性化や地方創生につながる事業を推進してきた結果が評価されたものです。
 全国42の大学がCOC+に取り組んだ中,「S」評価を受けたのは12校で,九州では唯一,本学が「S」評価を受けました。
 日本学術振興会からは,「COC+の趣旨に鑑みて,条件不利な地方における,協働や対話を基礎とした地域再生に資する大学教育のあり方と,その具現化に向けたリーダシップのあり方に,優れたモデルを提示したと評価できる。」と最大限の評価をいただきました。
 平成27年度からの5年間は国からの補助金を受け,事業を実施してきましたが,補助期間終了後は独自財源での活動を模索し,令和3年度からは,大学等による「おおいた創生」推進協議会と大分高等教育協議会を発展的に統合し,COC+の後継組織として,新たに「おおいた地域連携プラットフォーム」を立ち上げ,より産官学の連携を強化し,地域ニーズを踏まえた高度人材育成や地域課題解決など,地域活性化のための事業に「オール大分」で取り組むこととなりました。
 「S」評価を受けた組織として,これまでのCOC+事業をしっかりと継承しつつ,より一層「おおいた」の活性化のための取組を行っていきたいと思います。

 (注1)評価区分は「S」,「A」,「B」,「C」の4段階で,「S」評価は,「計画を超えた取組が行われ,優れた成果が得られていることから,事業の目的を十分に達成できたと評価できる」ものと定義されています。