お知らせトピックス2021-041

クラコフ名称産科・婦人科・新生児科科学センターと「先天性肺気道奇形に対する胸腔鏡手術」について第6回テレカンファレンスを実施

 厚生労働省の「日露医療協力推進事業小児周産期分野(小児内視鏡)」事業により11月25日に本学とクラコフ名称産科・婦人科・新生児科科学センター(以下「クラコフセンター」)との間で,2019年度の採択以来通算6回目となるテレカンファレンスを実施しました。
 日本側からの参加者は,北野正剛大分大学長をはじめ,家入里志鹿児島大学教授,大野康治大分大学客員教授,内田広夫名古屋大学教授,山高篤行順天堂大学教授,渡辺稔彦東海大学教授,尾藤祐子神戸大学特命教授,小川雄大大分大学病院特任助教が参加し,ロシア側からはクラコフセンターのゲンナジー・スヒフセンター長,ポドゥロフスカヤ・ユリア新生児外科部長,ヤロツカヤ・エカテリーナ国際協力部長,ドロフィエワ・エレーナ新生児外科臨床部長,デグチャレフ・アンナ小児科部長,アンドレイ・パーニン新生児外科医師らが参加しました。また,厚生労働省医政局総務課課長補佐の中山陽輔氏と本岡大樹氏,さらに,本事業をロシア,日本ともに幅広く展開していくため,両国の関係機関の医師約35名が参加しました。
 北野学長及びスヒフセンター長の開会挨拶の後,今回は,先天性肺気道奇形に対する胸腔鏡手術をテーマとして,手術方法及び診療方針について,山高教授,渡辺教授,ドロフィエワ・エレーナ新生児外科臨床部長による報告と参加者全員による意見交換が行われ,活発な議論が行われました。

北野学長挨拶
北野学長挨拶
スヒフセンター長挨拶
スヒフセンター長挨拶
渡辺教授の発表
渡辺教授の発表
ディスカッションの様子
ディスカッションの様子