大分県と大分大学基盤教育センターは、本年度から、大分県「生涯を通じた障がい者の学び支援事業」の一環として、知的障害者の方々を対象に、大分大学生涯学習講座を開講する取り組みを始めました。これは、文部科学省委託事業「学校卒業後における障害者の学びの支援に関する実践研究事業」によるものです。
　開講場所を大分大学とし、受講者には大学で学ぶ意義を実感してもらうことを目指しています。本年度の講座は全5回で、毎回、講義とダンス等の身体を動かすプログラムです。第1回を11月12日に開講し、4名の受講者を迎えました。サポーターとして本学の学生7名と、メンターとして特別支援学校の教員2名の協力を得て、有意義な講座を開講できました。
　今後は「自らを知り、将来をイメージしよう」「仕事、くらし、学び、スポーツのこれからを考えよう」等の講義と、ダンスや太極拳を予定しています。