3月14日在タイ日本国大使館広報文化部多目的ホールにおいて，第6回在タイ日本大学連絡会(JUNThai)が開催され，本学から医学部の内田助教が出席しました。JUNThaiは，タイ国内に連絡事務所を含む海外拠点事務所やセンターを設置している日本の大学間の情報交換，活動の相互連携，また，タイの大学へ向けての情報発信，現地に勤務する教職員の親睦を図るための組織で，2015年1月に第1回の会合が持たれ，約3ヶ月に一度開催されており，今回が6回目になります。本学は，大分大学バンコクオフィス開設前はオブザーバーとして参加，昨年8月の事務所開設後は正式メンバーとして参加しています。
　現在，タイに事務所を開設している日本の大学は41大学(2016年3月現在)にのぼり，ASEAN諸国の拠点として多くの大学が活動しています。今回は，第一部として京都大学から「京都大学ASEAN拠点とJAPAN-ASEAN Science, Technology and Innovation Platform (JASTIP)について」の講演，ユネスコバンコク事務所から「SDG and Higher Education in the Asia-Pacific Region & Partnership between Japanese Universities and UNISCO Bangkok」の講演があり，第2部では議事が行われました。
　会に参加しながら，かくも多くの大学がタイで活動しているなかで、他大学と同じことを行っていては魅力的な活動にならない，大分大学バンコクオフィスにしかできないオリジナルな活動を行うことが，タイにおいて存在感を発揮する道であり，医療分野を掲げて活動している大学は少ないため，その機能を強化していくことが，小さいながらも光る活動に育っていくのではないかという考えに至りました。

　大分大学バンコクオフィスでは，タイならびに周辺諸国での活動(研究,学生交流,その他)を支援しています。お気軽にバンコクオフィス(tomohisa@oita-u.ac.jp)までお問い合わせ下さい。