大分大学海外事務所 活動報告vol.17

JSPS日本学術振興会バンコク研究連絡センター訪問

 6月17日JSPS日本学術振興会バンコク研究連絡センターを本学の内田助教が訪問しました。これまでにJSPSバンコクセンターへの訪問は十数回に上り,毎回貴重な示唆を頂いています。今回は昨年8月に本学バンコクオフィスを開設して以後,初めての訪問となりました。
 大分大学バンコクオフィスの4つの活動の柱である・学生交流・医療人育成・産業界との連携・研究についてそれぞれ説明しました。
・学生交流については,さくらサイエンスプランを活用したタイの高校生受け入れや博士課程大学院生受け入れについて説明し,日タイの高校同士のMOU締結に至った経由や,今年もタイから博士課程の大学院生が来日することについて
・医療人育成では,JICAとの共同事業である「The Japan-Thailand collaboration program for advanced endoscopic surgery training course」により,タイ人若手外科医の育成に医学部で取り組んでいること
・産業界との連携では,東九州メディカルバレー構想に基づく透析関連企業との連携,本学の北野学長が中心となって推進するメコン領域のタイ,ラオス,ベトナム,カンボジア,ミャンマーの医師を対象とした内視鏡外科手術のスキルアップを目指す「MESTA(Mekong Endo-Surgery Training Academy)」の設立,またエイビス社がタイで進める介護事業との連携について説明しました。
 今後とも互いに密な情報交換を行い,これまで培ったJSPSバンコクセンターとの関係をより強化し,日タイの学術振興に貢献することを確認し合いました。
 大分大学バンコクオフィスでは,タイならびに周辺諸国での活動(研究,学生交流,その他)を支援しています。お気軽にバンコクオフィス(tomohisa@oita-u.ac.jp)までお問い合わせ下さい。
古屋副センター長と
古屋副センター長と
センター入り口に掲げられている<br>大分大学バンコクオフィスの案内
センター入り口に掲げられている
大分大学バンコクオフィスの案内