国際交流大分大学海外事務所 活動報告vol.18

大分県産業集積推進室 稲垣様、秋吉様来訪
旭化成メディカル(株) 黒坂様来訪

 7月12日に大分県産業集積推進室の稲垣室長,秋吉副主幹がバンコクオフィスを訪問されました。大分県・企業の産学官連携の元に推進している「東九州メディカルバレー構想」に関連した現地視察のため,7月10日から13日までバンコクに滞在され,タイ日本国大使館,国際協力機構(JICA)バンコク事務所,日本貿易振興機構(JETRO)バンコク事務所,マヒドン大学シリラート病院,サミティベート病院などを大分大学バンコクオフィスの内田助教とともに訪問しました。
 各訪問先では,東九州メディカルバレー構想の取組を説明し,協力と支援を要請しました。東九州メディカルバレー構想の下,メディキット(株)がシリラート病院で新規プロジェクトを始動(JICA事業),エイビス社がバンコク東部のBanphaeo病院で見まもりシステムの案件化調査を開始(JICA事業)する等,新たな興味深い動きが始まっています。タイでのプロジェクト遂行に際して,企業単独で動くよりも,大分県や大分大学バンコクオフィスのサポートがあることで,プロジェクト展開がスムーズになったと一定の評価をいただいています。高品質な日本式医療サービス・技術の海外展開は,政府が掲げる重要施策の一つにもなっており,産学官連携による東九州メディカルバレー構想は医療分野での海外展開のよいモデルケースになると確信しています。
 同日(7月12日)には,旭化成メディカル(株)の黒坂氏も大分大学バンコクオフィスを訪問され,今後のバンコクでのプロジェクト展開について意見交換を行いました。
 大分大学バンコクオフィスがあることで,大分県や企業としてもバンコクでのプロジェクト展開がやりやすくなった,とありがたい言葉もいただきました。

 大分大学バンコクオフィスでは,タイならびに周辺諸国での活動(研究,学生交流,その他)を支援しています。お気軽にバンコクオフィス(tomohisa@oita-u.ac.jp)までお問い合わせ下さい。
旭化成メディカル(株) 黒坂氏と
旭化成メディカル(株) 黒坂氏と
大分県庁 稲垣氏,秋吉氏と
大分県庁 稲垣氏,秋吉氏と