平成26年度から実施している国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）の公募事業「さくらサイエンスプラン」に今年度も採択され，10月10日～17日の8日間，タイ全土に13校あるサイエンススクール（チュラポーンスクール12校，マヒドンウィッタヤヌソンスクール）から各校1名の計13名の高校2年生を，本学医学部の内田助教が中心となり受け入れました。13名の希望進路は，医歯薬学系9名，サイエンス＆テクノロジー2名，エンジニア1名，建築家1名でした。

交流・研修の日程は以下のとおりです。

10月10日（月）	福岡空港から大分へ移動　太宰府天満宮，九州国立博物館
11日（火）	医学部歓迎行事，附属病院見学，本学女性研究者との交流会
12日（水）	研究室でセミナー（分子病理，環境・予防医学） ， スキルスラボ体験（消化器外科講座，外科糸結び，腸管縫合体験）
13日（木）	大分舞鶴高校訪問（日タイのサイエンススクールの交流）
14日（金）	TOTOサニテクノ（株）中津工場見学，中津城観光
15日（土）	大分高専との交流（ミシンボランティア部との交流，別府地熱見学，大分市内中心部散策）
16日（日）	修了式，福岡移動　夢大吊橋，福岡タワー見学
17日（月）	福岡空港から帰国

　本学では，医学部附属病院見学，本学女性研究者との交流会，研究室でのセミナー（分子病理，環境・予防医学） ，スキルスラボ体験（消化器外科講座，外科糸結び，腸管縫合体験）等を行い，非常に積極的に興味をに持って研修・交流に参加していました。
　さくらサイエンスプランは，今年から複数年度の応募が可能となり，本学は今年度からの3年間事業として採択されました。毎年数校のチュラポーンスクールを訪問して本事業のプロモーションを行っていますが，チュラポーンスクールの生徒に「来年応募して大分に研修に来て下さい」と紹介することができ，生徒達に，より強く働きかけることができるようになりました。

詳しい活動の様子は以下のFacebookでご覧になれます。
Sakura Exchange Program in Science - Oita

　大分大学バンコクオフィスでは，タイならびに周辺諸国での活動（研究，学生交流，その他）を支援しています。お気軽にバンコクオフィス（tomohisa@oita-u.ac.jp）までお問い合わせ下さい。