JASSO主催日本留学フェアが8月25日チェンマイで，翌26日にはバンコクにて開催され，本学から国際教育推進センターの下田憲雄センター長，バンコクオフィスの内田智久助教，国際交流課廣田係長，谷係員が参加しました。本留学フェアは，「日本留学を志すタイの学生が，適切な進学先を選択し，かつ実りある留学を達成できるよう，我が国の留学制度及び高等教育に関する情報を提供し，我が国への留学の促進を図る」事を目的として毎年開催されています。
　チェンマイには，28大学，専門学校4校，日本語学校9校が，バンコクには61大学，専門学校5校，日本語学校16校が参加しました。来場者からは，「英語で単位取得可能か？」という質問が多く投げかけられ，英語での単位取得可能なコースを充実させることが留学生誘致に重要であることを改めて考えさせられました。大分大学で学べることや入学するためのEJU（日本留学試験）などの条件，奨学金，授業料，寄宿舎の有無等についても質問がありました。
　タイから国外に留学しようとする学生は，日本以外にも欧米，中国，オーストラリア，マレーシアなど多くの国・地域に広がっています。各国が留学生誘致に力を入れて取り組んでいるなか，今後，留学生獲得競争は厳しさを増すことが予想されます。本学においても，留学生獲得のための魅力的なコースを作り，いかにして留学生にアピールすることが重要であるかを考えさせられるフェアとなりました。

　大分大学バンコクオフィスでは，タイならびに周辺諸国での活動（研究,学生交流,その他）を支援しています。お気軽にバンコクオフィス（tomohisa@oita-u.ac.jp）までお問い合わせ下さい。