国際交流大分大学海外事務所 活動報告vol.77

JSPS日本学術振興会バンコク研究連絡センター訪問

 1月21日に,内田助教がJSPS日本学術振興会バンコク研究連絡センターを訪問しました。内田助教のJSPSバンコクセンター訪問はこれまで十数回にのぼり,今回は2017年2月以来約2年ぶりの訪問となりました。
 大分大学が力を入れているアジア地域の医師育成活動について,MESDA(Mekong Endo-Surgery Development Association)ではこれまでに10回のセミナーをタイで開催し,カンボジア・ラオス・ミャンマー・ベトナム・タイの若手医師の育成にあたっていること,MESDAへの日本人医師派遣を円滑に行うため,UCDELSA(アジア内視鏡人材育成支援大学コンソーシアム)とHCDELSA(アジア内視鏡人材育成支援病院コンソーシアム)を立ち上げたこと,それらを統括する組織として一般社団法人アジア医療教育研修支援機構(Asian Medical Education and Training Support, AMETS)を立ち上げたこと等を説明しました。
 また,本学は在タイ大学連絡会(JUNThai)の幹事校を務めていることから,JUNThaiの将来についても意見交換し,最後に,これまで培ったJSPSバンコクセンターとの関係をより強化し,日タイの学術振興に貢献することをお互いに確認しました。

 JSPSバンコク研究連絡センターにも訪問記事が掲載されています。
 http://jsps-th.org/2019/01/21/7090/

 大分大学バンコクオフィスでは,タイならびに周辺諸国での活動(研究,学生交流,その他)を支援しています。お気軽にバンコクオフィス(tomohisa@oita-u.ac.jp)までお問い合わせ下さい。
(左から)JSPSバンコク研究連絡センター簑輪氏,冨山副センター長,内田助教,山下所長,新原氏
(左から)JSPSバンコク研究連絡センター簑輪氏,冨山副センター長,内田助教,山下所長,新原氏