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概要

BUNDAI .OITA No48

Vol.12岡田将人さんWPMFでプロデビュー戦に出場チャンピオンベルトを取りたい、強くなりたい!医学部医学科1年生の岡田将人さんが、2016年11月23日、東京の「ディファ有明」で開催されたW P M F(世界プロムエタイ連盟)のプロデビュー戦に出場しました。夢は、チャンピオンベルトを取ること。医学部生として医師の道を目指しながらムエタイ選手としての活躍も誓う岡田さんに、ここまでの道のりを伺いました。岡田さんとムエタイとの出会いは、高校時代のこと。自分の名前と同じ「魔裟斗」選手に憧れて熱中していたK-1に、ムエタイの選手が出場していて、「本場でムエタイを見てみたい、自分も強くなりたい」と思ったことがきっかけでした。岡田さんは高校卒業後の2年間、昼夜アルバイトをして留学費用を稼ぎ、2013年4月に単身タイへ。1年3カ月のムエタイ留学に旅立ちました。街を歩いて見つけたジムの門を叩くと、そこで運良く住居も紹介してもらい、留学生活は順調にスタート。ジムにはタイの第一線で活躍する選手たちも所属していて、朝から晩まで練習づけの日々でした。まったくタイ語がわからなかったため、練習が終わると同じジムに通っている子どもたちにタイ語を教えてもらいながら、言葉の壁も乗り越えていったそうです。「最初の1カ月で基礎を習ってから試合に出場し始めたんですが、タイ人の選手たちの強さには驚かされました。強いうえ、さらに体の動きがしなやかなんです。もともとは格闘家たちの”強さ”に憧れていましたが、その美しさにも魅力を感じるようになりました」。タイでの生活中、岡田さんはもうひとつ夢を抱き始めました。それは、医師だった亡き父親の志を継ぎたいというもの。初めてのひとり暮らしを経験しながら、次第に両親への感謝の気持ちや責任感が芽生えたのです。そして帰国後、受験勉強の努力が実り、今年の4月、大分大学に入学しました。現在は別府市のジムに所属し、朝は自宅でトレーニング、昼は大学、夜はジムに通うという生活。オンオフを切り替えることで、「どちらにも集中できるいい状態」とのこと。夢のチャンピオンベルトを手にする日まで、みなさんもぜひ岡田さんを応援してください!「ムエタイ」はタイ発祥の格闘技。パンチ、キック、ひざ蹴りや相手の首に手をまわすなどして戦いますPublic Relations Magazineof Oita UniversityBUNDAI.OITA2016 WINTERNo.48大分大学広報誌ブンダイドットオオイタ発行/国立大学法人大分大学〒870-1192大分市大字旦野原700番地編集/大分大学広報誌編集局●この広報誌は再生紙を使用しています。●この広報誌は大分大学ホームページにも掲載されています。http://www.oita-u.ac.jp大分大学