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概要

BUNDAI .OITA No48

I DID IT!がんばってきた自分を信じ目の前のことだけを考えよう徹底的に!工学部知能情報システム工学科1年有村徳崇さん福岡県立香住丘高等学校出身高校に入学してからパソコン部に入部し、プログラミングに興味を持つようになりました。その道に進みたいと、高校2年のときには「知能系の学部に行こう」と大まかに進路の方向性を決め、大分大学の工学部に志望校を定めたのは高校3年の春でした。大分大学のパンフレットを見ると、工学部の研究室の研究内容が紹介されていて、面白そうだと思ったのがきっかけでした。受験勉強を振り返って、役立ったと思うのは、わからないところを徹底的に見直していくこと。わからない問題を解けるまで自分で粘り強く考えてみるという過程も大切だと思いますし、わかるようになるまで先生に聞くことも大事。こちらがやる気をもって取り組めば、先生たちは優しくとことん教えてくれます。それを繰り返したおかげで、受験するまでには自信が付いていました。辛いときには、大学で研究をしているかっこいい自分を想像して、そうなれるようにと思うとがんばることができました。そこそこ、合格する自信はあったんです。というのも、事前に滑り止めで受けていた私立大学に合格していたこともあり、大分大学の2次試験当日は心地よい緊張感を持って臨めました。私立大学の試験日はとても緊張していたので、シミュレーションができているかどうかが大きな差だと感じました。当日、会場についてしまえばどうあがいてもしょうがない。がんばってきた自分を信じ、ただ目の前のことだけを考えて集中するのみです。MY RULEI DID IT!小論文と面接は「フェア」自分を素直に表現できれば大丈夫なるほど福祉健康科学部心理学コース1年石坂夏美さん大分県立臼杵高等学校出身周りのみんなは、部活動の県大会が終わる6月から本格的に受験勉強を始めていましたが、テニス部でインターハイに出場した私は8月までそちらに集中していて、2カ月の遅れをとった感覚。そのうちクラスメイトがどんどん指定校推薦で進路を勝ち取っていき、私だけが取り残された気がしてかなり焦りました。さらに、目指していた福祉健康科学部は新設学部なので傾向と対策もわからず。でも、がんばるしかありません。自分を追い込むと同時に、すでに合格が決まっていた友達には悩みを打ち明けたりして大いに甘えながら受験勉強に取り組みました。いつも追い込んでばかりだと憂鬱なので、昼休みだけはリラックスタイム。教材を全部片付けて、友達とお弁当を食べ終わるまでは勉強しないルールを自分の中で決めていました。福祉健康科学部の2次試験は小論文と面接があり、小論文の問題は読んだことのある文章が出題されました。運も味方してくれた気がします。小論文と面接は、「自分を表現する」という意味で学力の差に関係なくフェアなスタイルだと思います。知識はもちろん必要ですが、自分を素直に表現し、意見をしっかり伝えられれば誰にでも合格できるチャンスがあると思うんです。だから、たとえ直前まで模試の合格判定が悪くても、無理だとあきらめずにぜひ挑戦してみてほしいと思います。05