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概要

BUNDAI .OITA No48

GOOD CHOICEI DID IT!ひとりで抱え込まず仲間を頼ってそうすれば状況はプラスに変わる経済学部1年山田菜々恵さん大分県立大分舞鶴高等学校出身ひとりじゃないよセンター試験を受けるときは、福祉健康科学部を志望していたんです。でも成績が思わしくなく、2次試験は経済学部に志望変更して受験。「悔しい」という気持ちでいっぱいでしたが、無事に合格し入学してみると、将来は報道関係の仕事に就きたいという夢を持つ私にとっては最良な選択でした。経済学部では、大分合同新聞社との連携授業など産官学協創授業があり、座学だけではなく地域や社会に飛び出すことができるんです。今は「これでよかった」と思っています。私は英単語を覚えるのが苦手でした。英語の先生に「見る時間を増やすのも大事だけどその回数を増やしなさい」とアドバイスをもらい、制服の胸ポケットに入るくらいの小さなノートに覚えられない単語や熟語を書き出していきました。登下校の途中に赤信号で止まっているとき、トイレの順番待ちの列に並んでいるとき、少しの間にそのノートを見て「回数」を増やしていきました。センター試験の会場は旦野原キャンパスで、高校が用意してくれたバスにみんなで乗って会場入り。試験時間の合間にはクラスメイトと最後の確認をしたり、お菓子を食べて糖分を補給しながら他愛もない話をしたり、そうしているうちに緊張がほぐれました。仲間ってありがたい。ひとりだったら緊張に耐えきれなかったと思います。受験勉強の最中も、友達に悩みを相談すると聞いてもらえるだけで心が落ち着きました。抱え込まず、何でも仲間と共有するとプラスに変わるはずです。M Y P O I N TI DID IT!自分で決めた思いを貫けばいつか必ず成績はあがると信じて医学部医学科1年猪股祐也さん大分県立大分上野丘高等学校出身そうだそうだ小さい頃から、医師である父の仕事ぶりを見て「人の役に立つ仕事ってすごい」と思っていたので、早い段階から医学部志望でした。数学や理科が好きだったので、一度は工学部系の開発の仕事に携われたらいいなあと考えた時期もありましたが、やはり医師を目指すことに。しかも大分で医師になりたかったので、地元の大分大学を志望しました。高校時代はバスケットボール部に所属していて、6月に引退するまではほとんどバスケに夢中でした。その後、受験勉強を本格的に始めたものの、家にいると漫画を読んだりパソコンで遊んだり寝てしまったり、誘惑が多いので市立図書館を活用することに。学校帰りに友達と図書館へ通い、夜まで勉強。長時間集中していると疲れてしまうので、途中、友達と散歩をしながら話をするなどリラックスする時間もつくりました。家には寝るためだけに帰るような生活をしていましたね。それだけ勉強しても、苦手科目が足を引っ張り、なかなか模試で良い判定はでませんでした。でも、僕はあきらめずに、自分で決めた思いを貫けばいつか必ず成績はあがると信じていました。それに、先輩が楽しそうに過ごしている大学生活を思えば、モチベーションがあがりました。試験当日。自信はありませんでしたが、とにかく自分の持っているものをすべて出し切ろうと思って挑んだ結果、見事合格。いちいち落ち込まず、後悔のないよう集中力を高めて勉強し続けたのが良かったんだと思います。06