お知らせトピックス2014-049

ビブリオバトルの本選を実施しました

 11月3日,本学学生がオススメ本の魅力を語り,観覧者が「どの本が一番読みたくなったか?」を基準に投票し「チャンプ本」を決める,ビブリオバトル(知的書評合戦)を旦野原図書館で行いました。
 予選を勝ち抜いた精鋭6名のバトラーは,一番気に入った場面,心に残った言葉など自らの経験を通して,思い思いに本の紹介を行い,観覧者からの質疑に答えました。
 投票の結果,教育福祉科学部4年の赤瀬勇斗さんが推薦した「新世界より」(貴志祐介著)が,全31票のうち,10票を獲得し,「チャンプ本」の栄誉を勝ち取りました。
 「観覧者の雰囲気を見ながら言葉を選んでいきました。そこが良かったのかなと思います」と話す赤瀬さん。他のバトラーからは,「他の人の本を聴くことがとても楽しく,人前で話すことはもともと苦手だったが,好きな本を紹介するのもとても楽しかった」の声もありました。
 観覧者からは,「楽しそうに発表している姿が非常に印象に残った」「本の魅力を伝えるいい機会であると共に若者に本を読むことの大切さを伝えることのできる場であり,とても良い活動だと思う」「学生の熱さを感じ,現代に合う図書館を改革されていることに共感した」とあり,盛会のうちに終了しました。
 バトラーが紹介した本は,1階ブラウジングエリアに展示する予定です。

熱気に包まれたビブリオバトル会場
熱気に包まれたビブリオバトル会場
賞状と副賞を手に笑顔の赤瀬さん
賞状と副賞を手に笑顔の赤瀬さん