本学留学生とホームステイ・プログラムのホストファミリーの交流会を5月18日に旦野原キャンパスの留学生寄宿舎・地域交流室において開催しました。この交流会はホームステイを希望している留学生とホストファミリーあるいはホームステイに関心をお持ちの地域の方々との交歓・親睦が目的で，2011年5月に初めて開催し，今回第7回目の開催となりました。参加者は，ホストファミリー8家族（17名）と留学生19名，計36名でした。
　交流会は大分大学生活協同組合の南條専務理事の司会により，安岡正義 国際教育研究センター長の挨拶で始まり，続いて体験談の発表を行いました。年末年始にホームステイを体験した朱　航（シュ　コウ）さんと金　那恩（キム　ナウン）さんが，当時の楽しかった家庭での様子や一緒にお節料理を作ったこと，三社参りをしたこと，文化の違いを話し合い国際交流ができて大変良い思い出ができたこと等を話してくれました。ホームステイ終了後も子供の学校行事に呼んでいただいたり，一緒に出掛けたりする等，とても良い関係を築いているようです。ホストファミリーのご家族からは，留学生を受け入れた際の体験談を発表していただき「世界中に自分の子供がいる様で，ぜひ興味があればホストファミリーを経験して欲しい」というお話をいただきました。
　次に，10分間の楽しいゲームで緊張をほぐした後は，4グループに分かれて座談会を行いました。
　ホストファミリーと留学生は，お互いに率直な質問や意見を交換し，大分大学生協から提供された茶菓をいただきながら楽しく時間を過ごしました。これからホームステイを体験しようとする留学生にとって，日本の家庭，家族とはどのようなものか，また，ホームステイに参加する際にどのような心配りをすればよいのか等様々な情報や知識を得ることができる貴重な時間でした。
　留学生からは「交流会に参加して，早くホームステイに参加したいと思った」，「安心してホームステイができる」という嬉しい意見がありました。