お知らせトピックス2014-036

日本・アジア青少年サイエンス交流事業「さくらサイエンスプラン」を実施

 本学工学部では,独立行政法人科学技術振興機構の平成26年度日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)の支援を受け,10月6日から12日の日程で上海電力学院の大学関係者(5名:教員1名,大学院生4名)を招へいし,前半は大分,後半は東京及び千葉にて実施しました。
 まず,大分では本学工学部の研究室や地場企業の見学,そのほか上海電力学院学生による研究発表などの学生交流等を,東京及び千葉では,コラボ産学官(東京都江戸川区)にて,本学工学研究科博士後期課程を平成23年3月に修了し,現在,TDK(株)に研究員として勤務している林 旻 氏による「大分大学,日本の企業及び大学との共同研究の経験談」の講演を聞き,林 氏の案内で,9~11日にかけて幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催された「CEATEC JAPAN(シーテック ジャパン)2014(※)」に本学関係者とともに参加しました。

※CEATEC JAPAN(シーテック ジャパン)とは,アジア最大級の規模を誇る映像・情報・通信の国際展示会。
 毎年10月に幕張メッセで開催される。国内および海外を代表するIT&エレクトロニクスの関連企業および団体が参加。


 今回,上海電力学院の大学院生を引率した趙 晋斌 教授は,本学大学院工学研究科博士後期課程の修了者で,久しぶりの母校の訪問に感慨もひとしおのようでした。
 また,来日した学生達も今回が初めての外国訪問で,学生交流や施設見学などを通じ,大いに刺激を受けたようです。
 これを契機に上海電力学院と本学との関係が深まることを期待します。

【さくらサイエンスプランとは】
この事業は,産学官の緊密な連携により,優秀なアジアの青少年が日本を短期に訪問し,未来を担うアジアと日本の青少年が科学技術の分野で交流を深めることを目指し,アジアの青少年が日本の最先端の科学技術への関心を高め,もって日本の大学・研究機関や企業が必要とする海外からの優秀な人材の育成に貢献することを目的としたものです。

大分大学関係者との記念撮影
大分大学関係者との記念撮影
研究室見学(益子教授)
研究室見学(益子教授)
企業見学((株)デンケン)
企業見学((株)デンケン)
林 旻 氏による講演
林 旻 氏による講演