お知らせトピックス2014-046

留学生寄宿舎,国際交流会館で消防訓練を実施

 留学生寄宿舎と国際交流会館では,11月10日に10月に新しく迎えた留学生の消防訓練を行い,32名の留学生が参加しました。
 留学生寄宿舎には,大分市南消防署から指導者がみえました。14:00に火災報知機が鳴動し,留学生代表が現場を確認の後,日本語と英語で避難を呼びかけ,初期消火の態勢をとり,119番に日本語で通報しました。館内放送のスイッチが入らないというトラブルがありましたが,留学生代表は落ち着いてハンドメガホンで避難を呼びかけ,参加留学生が各居室から速やかに玄関前に避難をしました。次に,4階の救助袋での避難方法を習い,留学生代表が救助袋で避難しました。指導員による模範避難もありました。次いで日本の消火器の使用方法を教えてもらい,全員が水消火器を使用して消火の練習をしました。続いて,地震体験車による地震を全員が体験することができました。最後に,指導員から,災害に際しては「お」大声で知らせる「も」(避難をしたら)戻らない「て」手をつないで避難する「な」なりふり構わず「し」しらしんけん(大分弁で一所懸命の意味)避難するという講話がありました。
 国際交流会館は,防火管理者(髙橋かおり国際交流課長)による自主訓練となりました。16:00に火災報知機が鳴動し,留学生寄宿舎と同様に避難訓練,通報訓練,消火訓練を行いました。最後に,防火管理者から前任地での火災事例の紹介があり,火事は必ず起こりえるものであるという認識で日頃から準備しておくことが大切であるとの講話がありました。
 留学生は,この消防訓練でしっかりとした防災意識を持つことができました。

館内放送と119番通報
館内放送と119番通報
日本の消火器を使う練習
日本の消火器を使う練習
地震を体験
地震を体験
防火管理者講話
防火管理者講話