お知らせトピックス2015-010

防災教材「おおいた減災かるた」を制作

 本学教育福祉科学部(川田研究室)の学生らが,子供から大人までの幅広い世代が楽しみながら災害に関する知識や備えについて学ぶことができる防災教材「おおいた減災かるた」を制作しました。  このかるたは,遊びを通じて大分県内で発生する可能性が高い災害について知り,災害に対する日ごろの備えや避難時に注意すべきことについて理解できる内容になっています。  読み札の内容は,教育福祉科学部・川田研究室(専門は住居学)の学生ら,イラスト・デザインは大分大学大学院教育学研究科(教科教育コース・美術専修)を2015年3月に修了した田邉寛佑さん,制作にあたっては,本学工学部の小林祐司准教授(専門は都市計画・防災教育)の協力を得ました。  かるたには解説書が付いており,絵札が取られた後に解説を読み上げることで,災害や防災・減災に関するより詳しい内容を学ぶことができます。大分県内で発生する可能性が高い地震や津波,豪雨,台風,火山噴火,土砂崩れ等を中心にとりあげ,解説に県内の過去の災害事例や予測などの情報を入れることで,災害をより身近な問題として考えてもらえるよう工夫しています。  かるたと解説書のデータは,『大分大学 地域安全・防災教育研究の推進と地域連携』ホームページの『プロジェクト(成果)』のページから,自由にダウンロードできます。避難訓練などの防災イベントや防災教育の授業等でぜひご活用ください。

防災教材「おおいた減災かるた」
防災教材「おおいた減災かるた」
読み札を考案した教育福祉科学部の学生
読み札を考案した教育福祉科学部の学生
イラストを担当した教育学研究科修了生の田邉寛佑さん
イラストを担当した教育学研究科修了生の田邉寛佑さん