本年度第1回目の本学留学生とホームステイ・プログラムのホストファミリーの交流会を5月24日(日)に旦野原キャンパスの留学生寄宿舎・地域交流室において開催しました。この交流会はホームステイを希望している留学生とホストファミリーあるいはホームステイに関心をお持ちの地域の方々との交歓・親睦が目的で，2011年5月に初めて開催し，今回第9回目の開催となりました。参加者は，ホストファミリー4家族（9名）と留学生20名，計29名でした。
　交流会は大分大学生活協同組合の南條専務理事の司会により，坂井国際教育研究センター次長（当時）の挨拶で始まり，続いて留学生の体験談の発表を行いました。昨年度後期にホームステイを体験した高媛(コウ・エン)さんと Maria・Weidenkellerさんが，ホストファミリーとクライミングをしたり料理を教えてもらったり，お互いの国の文化の違いを話したりし，とても心に残る体験をしたことを話してくれました。ホストファミリーのご家族からは，「以前も参加したが，受け入れた留学生ともいまだに交流がある。また他の留学生と交流が出来るのが楽しみ。」「はじめて参加したが，良い留学生ばかりでとても楽しかった。」「大分市内から離れているが，来てくれる留学生がいればぜひ受け入れたい。」などの感想もいただいています。
　次に，ホストファミリーと留学生は3グループに分かれて座談会を行いました。各グループでは，お互いに率直な質問や意見を交換し，大分大学生協から提供された茶菓をいただきながら楽しく時間を過ごしました。これからホームステイを体験しようとする留学生にとって，日本の家庭，家族とはどのようなものか，また，ホームステイに参加する際にどのような心配りをすればよいのか等様々な情報や知識を得ることができる貴重な時間でした。
　留学生からは「色んな日本人の家族と触れ合えて良かった」「良い経験ができ、楽しい時間を過ごせた」という感想がありました。