お知らせトピックス2015-051

高校生を対象にした実験教室「液晶科学への誘い」を開催

 12月6日(日),旦野原キャンパスで高校生対象の実験教室「液晶科学への誘い」を開催し,県内の高校生24名の参加がありました。この実験教室は,日本学術振興会の研究成果の社会還元・普及事業「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」の一環として開催したもので,今年で7回目の開催となります。
 当日,午前中の講義では,液晶の特性や液晶を通した光の変化について学び,液晶の基礎に対する理解を深めました。その後,昼食会(交流会)が開かれ,自己紹介等を通じ他校の参加者とも打ち解けあい,和気あいあいとした雰囲気の交流会となりました。
 午後からは実際に液晶ディスプレイの作成に挑戦し,途中上手くいかないといった声も上がりましたが,最終的に参加者全員が液晶ディスプレイを完成させ,最後に,修了証書の授与式を行い,無事に実験教室が終了しました。
 参加者が記入したアンケートの回答では,「普段目にしている液晶パネルがどんな仕組みでできているのかを知ることができて,液晶に対する親近感みたいなものがわいてきた。」,「液晶ディスプレイを作るというとても貴重な体験ができて良かったです。」,「偏光板の本物を用いた説明や,純物質の状態変化(液晶⇔液体)を間近に見ることができ,大変参考になった。」等の感想が寄せられ,心に残る一日となったようです。

液晶を注入する様子
液晶を注入する様子
完成した作品
完成した作品
記念撮影
記念撮影