お知らせトピックス2015-053

高校生を対象にしたワークショップ「ブータンと雲南省の染織刺繍にまつわる生活科学」を開催しました

 12月13日(日),旦野原キャンパスで高校生を対象としたワークショップ「ブータンと雲南省の染織刺繍にまつわる生活科学 染色と刺繍の実習をとおして生活科学に親しもう」を開催し,県内の高校生9名が参加しました。このワークショッププログラムは,日本学術振興会の研究成果の社会還元・普及事業「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」の一環として開催したものです。
 午前中は,大分,雲南省,ブータンで取れる植物や動物由来の天然染料についての講義を行ったのち,実際に講義で説明した染料で絹のハンカチと刺繍糸を染色しました。昼食会(交流会)の席では,様々な模様に染色された鮮やかなハンカチを手に写真を撮り,楽しい交流会となりました。
 午後からは,刺繍の実習としてブータンの刺繍模様に挑戦し,その後,ティータイムを挟み,ブータンやミャンマーの民族衣装の着装体験やゲスト講師である防衛大学校助教の朝比奈はるか先生の講義が行われ,研究者が連携して生活科学的に探究することの魅力・おもしろさを伝えました。
 参加者が記入したアンケートの回答では,「本当に貴重な体験ができて楽しかった。」,「先生の海外調査の様子や深く研究しているところを見ると,将来,研究したいなと思いました。」,「是非またこのような企画に参加してみたいと思いました。大変勉強になりました。」等の感想が寄せられ,大変貴重な体験ができた一日となったようです。

ブータンの民族衣装
ブータンの民族衣装
ミャンマーの民族衣装
ミャンマーの民族衣装
記念撮影の様子
記念撮影の様子