平成28年2月15日（月），ＪＥＴＲＯ（日本貿易振興機構）の「海外有識者招へい事業（タイ王国・透析分野）」の一環として，タイ王国の有識者1名（腎臓専門医）を始めとする産学官関係者10名が医学部附属病院を視察しました。
　この事業は，日本が世界的に高い技術力を誇る透析分野を対象に，海外有識者（医師等）を日本に招へいし，日本式透析システムと治療現場を紹介・視察を行うことにより，対象国及びその周辺国における日本式透析システムの導入・波及を目的としています。
　今回の視察では，守山医学部長の歓迎の挨拶の後，友講師から医学部と東九州メディカルバレー構想の概要の紹介及び透析システムの説明（スライド）を行い，その後，血液浄化センターにおいて，実際の透析治療現場を見学していただきました。
　訪問団は，日本の医療制度・透析システムに感銘を受けたようで，今後の東九州メディカルバレー構想の更なる推進が期待される交流となりました。
　なお，この事業による視察は、平成26年6月のマレーシア有識者に引き続き、今回で3回目となります。