お知らせトピックス2016-061

オールジャパン体制で人材育成へ アジア内視鏡人材育成支援大学コンソーシアム設立

 本学はこれまで消化器内視鏡・内視鏡外科分野において,タイ,ベトナムなどのアジア地域を中心に,相互に人材を派遣するなどして人材育成に取り組んできましたが,さらにその活動をオールジャパン体制で加速させるため,本学を中心として先導的な大学が集まり,「アジア内視鏡人材育成大学コンソーシアム」を設立しました。
 このコンソーシアムは,医療技術,教育指導等の共有化を促進させる体制を構築し,日本が世界に誇る医療技術の一つである内視鏡技術をアジアに普及させることに努めるとともに,高度な医療技術を持った人材の育成を支援し,もって我が国の高等教育及び学術研究の発展に寄与することを目的としています。
 参画大学は,本学をはじめ,大阪大学,北里大学,九州大学,京都大学,近畿大学,慶應義塾大学,神戸大学,国際医療福祉大学,埼玉医科大学,帝京大学,東京大学,東京慈恵医科大学,東邦大学の計14大学で,事務局を本学国際交流課が担当します。コンソーシアムの委員長には,11月3日に開催された運営委員会において,北野正剛大分大学長が満場一致で選任されました。
 参画大学の連携により,医療技術,教育指導等の共有化を促進させる体制を構築し,関係省庁等からの支援や日本消化器内視鏡学会,日本内視鏡外科学会などと連携して,高度な医療技術を持った人材の育成を図ることとしています。

運営委員会出席者による集合写真
運営委員会出席者による集合写真