お知らせトピックス2016-079

「大分大学地域創生シンポジウム」を開催

 本学は2月20日,COC+推進機構主催による「大分大学地域創生シンポジウム ~大分大学が地域に求められる大学になるために!~」を本学教職員,大学教育の支援や雇用創出を推進する県内企業,自治体等が一堂に会し,地域創生の人材育成を進める本学の様々な取組を通して,今後の大学教育の方向性,産学官の協働,県内就職率向上の取組の推進等の協議を行うことを目的として開催しました。教職員・大学等による「おおいた創生」推進協議会事業協働機関を中心に,在学生・高等学校教員・入学を希望する高校生・地域の方々など271名が参加しました。
 シンポジウムは,北野正剛学長の開会挨拶・越智義道教育担当理事の基調提案の後,第一部では在学生が県内各地域の方々と活動している取組のうち,4つの地域貢献活動を報告しました。また,本学の学生及び教員による県内での地域貢献活動の状況をまとめた「地域貢献マップ」を紹介しました。参加者からは,「169件ものテーマがあることに驚いた。これからも大分県の創生に協力してほしい」との感想がありました。各学部のポスターセッションも視覚に訴えました。
 第二部では,望月聡副学長(教育改革担当)をはじめとした,大学教員,協力企業・自治体の6名のパネリストのもと,中川忠宜COC+推進機構特任教授がファシリテーターを務め,パネルディスカッションが行われました。それぞれの立場で,今後,どのようなことを取り組む必要があるのか,また,企業・自治体,大学がお互いに望むことや,おおいた創生のために取り組むべき提案などを議論しました。参加者との活発な意見交換も行われ,有意義な機会となりました。
 最後に,門田淳一研究・社会連携・国際担当理事の閉会挨拶により大いに盛り上がったシンポジウムは幕を閉じました。大分大学COC+推進機構では,今後も地域との連携を深め,更なるCOC+事業の発展に向け活動することとしています。

地域資源のビデオ視聴の様子
地域資源のビデオ視聴の様子