お知らせトピックス2017-013

平成28年度大分大学派遣留学生支援制度(短期研修型)
ミニトビタテinカンボジア海外研修報告

 平成28年度学長戦略経費による大分大学派遣留学生支援制度(短期研修型)での援助を受け,ミニトビタテinカンボジア海外研修を実施しました。この研修は,学生たちが訪問したい企業やNPO法人について調べ,アポイントを取り,実際に訪問するという実践型の研修です。実施期間は平成29年2月21日~2月27日,参加者は教育福祉科学部1名,工学部3名,経済学部7名の計11名でした。
 まず,事前準備として,11月から出発前までミーティングを計18回行い,役割分担をした上で研修計画を練り,訪問先やカンボジアについての学習を行いました。研修では,学生たちがアポイントを取った8か所の企業やNPO法人等を訪問し,カンボジアの現状や経済成長,起業家の方のカンボジアに対する思いや課題,日本との関係,国際支援,日本と海外での働き方の違いや海外で働くこと等について理解を深めることができました。また,カンボジアで活躍する起業家の方々,現地で働く日本人の方々,カンボジア人従業員,日本語学校に通う子供たち等,様々な人たちとの交流を行うことができ,大きな学びがありました。
参加者からは,「カンボジアの悲惨な歴史や貧しさを目の当たりにし,それを変えようとしている人々の努力など,日本にいては決して分からないことを学ぶことができた」「起業家の方のお話を聞いて,これから様々なことに挑戦しようというやる気と勇気を頂いた。そして,人のためになることをして価値のある人生を送りたいと思った」「『誰かがやならければいけないから自分がやる』という考えにとても惹かれた。将来海外で働きたいと思っており,今回の訪問でますますその思いが強くなった」等の感想が寄せられた。本研修での体験は学生にとって大きな刺激となり,留学やトビタテ留学JAPANへの応募,海外でのインターンシップやボランティア活動に興味を示す学生が出てきたことも本研修の成果でした。
 各参加者による成果報告は「分大生留学奮闘記」に掲載しています。(http://oitauniversity.seesaa.net/category/26434172-1.html

カンボジアで活躍されている方々と参加者
カンボジアで活躍されている方々と参加者
学校訪問
学校訪問