お知らせトピックス2017-022

大分大学公開講座「 禁煙について考える 」開催

 6月4日,ホルトホール大分で「大分大学公開講座『禁煙について考える』」を開催しました。
 本講座は,5月31日から6月6日までの禁煙週間に合わせて開催されたものです。
 司会進行は,大分大学学長補佐(禁煙・健康増進担当)今戸啓二教授が務め,2名の講師によるたばこの健康被害への影響や禁煙治療についての講演がありました。
 まず,大分大学保健管理センター所長の工藤欣邦教授から「たばこの害と大分大学における無煙環境推進の取組」と題し,受動喫煙による死亡者数や,たばこについての学生調査結果をもとに,喫煙防止教育・禁煙教育などの話がありました。
 次に,大分県薬剤師会理事の伊藤裕子氏が「楽しく禁煙!禁煙で苦しむのは,もうやめて」と題し,たばこは健康障害の原因となることや,禁煙したときのつらさを軽減し楽に禁煙できるという禁煙補助薬の種類や治療方法など,医療従事者の立場で話をされました。
 最後に,参加者から禁煙すると眠くなってたばこをやめられない,職場での禁煙推進はどうしたらいいのか等の質問があり,講師の的確なアドバイスを受け,禁煙について理解を深める大変有意義な時間となりました。
 今後も,本学では本講座をはじめ非喫煙者率100%を目指して様々な禁煙啓発活動を行っていきます。平成29年度本学開催「禁煙ポスター用デザインコンテスト」で最優秀作品に選ばれた学生のデザイン入りクリアファイルに配布資料を入れて参加者へ配りました。

司会進行の今戸教授
司会進行の今戸教授
工藤教授の講演
工藤教授の講演
伊藤氏の講演
伊藤氏の講演
学生デザインのクリアファイル
学生デザインのクリアファイル