9月4日から8日まで，ロシア・ウラジオストクの極東連邦大学で開催された日露学生フォーラムに，本学を代表して，医学部6年の佐藤盛暁さんが参加しました。
　このフォーラムは，2016年12月にプーチン大統領訪日の際に設立された日露大学協会（幹事校：東北大学及びモスクワ国立大学）の初の行事として，日露大学交流に参加する日露の学生26名が参加し，日露間の未来志向的な関係について議論するもので，東方経済フォーラム2017の関連行事として開催されました。
　4日から5日は，日露の学生間で，日本とロシアの未来志向的な連携について，経済，農業，医療，教育，文化の5分野に関してディスカッションを行い提言を作成しました。日露の学生代表が行うPlenary Sessionでは，日本側代表として佐藤さんがプレゼンテーションしました。翌日の6日には，安倍晋三首相にディスカッションの成果を報告し，提言書を手渡しました。7日から8日には，ウラジオストク市内の博物館や青少年施設等の文化施設を訪問し，現地学生との交流を深めました。
　今回の東方経済フォーラムに関しては，全体会合の安倍首相のスピーチ内で本学の取組みが一番に言及されたこともあり，本学の取組みが高く評価されていることが広く知られる機会となりました。
　さらに，日露学生フォーラムで優秀な本学学生が活躍してくれたことは大変喜ばしいことです。佐藤さんの今後の活躍が期待されます。

※日露学生フォーラムの様子は下記サイトにも公開されています。
　■極東連邦大学ホームページはこちら（9/4の模様，英語）
　■タス通信ホームページはこちら （9/5プレナリー・セッション，ロシア語）
　■官邸広報はこちら（首相謁見の様子）