9月4日から9日の約1週間，経済学部の学生8人が久保奨学基金の支援を得て，引率教員一人とともに中国の西安と上海へ研修に行きました。
　学生ら一行は，陝西師範大学の外国語学院日本語学科の学生と交流を行い，お互いの国の文化や語学について中国語と日本語を交えながら話をし，とても有意義な時間を過ごすことができました。同時に，言語が違う相手との会話の難しさを感じ，今後の学習に対する意識向上にも繋がりました。西安の兵馬俑や遺跡の明代城墙では，かつて教科書で学んだ中国の歴史に直接触れることができました。
　西安と上海の２カ所を訪れたことで，上海のような目覚しい経済発展を成し遂げた都市と西安のような内陸部に位置する文化都市との間に差があることを身近で感じることができ，地域によって格差が激しいことも分かりました。
　中国での研修を通して，学生たちは、実際に『中国とはどのような国か』ということを学び，異文化を体験することで，視野を広げることができ，貴重な体験をすることができました。