お知らせトピックス2017-070

おおいたワールドフェスタ2017
「OITA学生提言フェスタ ~留学生による日本語スピーチコンテスト~」

 10月28日にコンパルホールにおいて,「OITA学生提言フェスタ ~留学生による日本語スピーチコンテスト~」が開催されました。このフェスタは,大分市主催の「おおいたワールドフェスタ2017」の一環として,本学が加盟し,北野正剛学長が理事長を務める「大学コンソーシアムおおいた」の主催により,留学生と日本人,地域住民との交流,国際理解を深めてもらうための留学生交流事業として行われているもので,今回で第29回となります。
 スピーチコンテストでは,本学下田憲雄国際教育研究センター長・副学長の開会挨拶の後,県内の高等教育機関等に在籍する7名の留学生が1人5分間で発表を行いました。本学からは,中国人留学生陈 梓宇(ちん しう)さんが「読書と異文化交流」と題し,芥川賞作家で大分県出身の小野正嗣氏の作品を読んで,日本と中国のマナーの違いで感じたこと等を発表しました。陈さんは,流暢な大分弁を披露し会場を沸かせ,審査の結果,優秀賞(2位相当)を受賞しました。閉会式では,下田センター長が挨拶し,関係者への謝辞とともに,今回のフェスタやスピーチコンテストの意義を改めて感じたと感想を述べました。
 提言フェスタのほか,本学国際教育研究センターの南里敬三教授の説明による授業ビデオ「狂言で大分を学ぶ」も上映されました。このビデオは,日本の狂言の基本をプロの狂言師から学び,留学生と日本人学生らがそれぞれチームを作り,大分地域を題材とするシナリオを作成し,実際に能の舞台で演じたものです。その他,トビタテ!留学JAPANの本学工学研究科2年の植月和輝さんのプレゼンなどもあり,観客から大変関心を持たれました。
 当日は,台風が近づく悪天候にも関わらず,フェスタは大盛況のうちに幕を閉じました。

授賞式
授賞式
留学生のスピーチ
留学生のスピーチ
説明をする南里教授(左)
説明をする南里教授(左)
トビタテ生植月さんの発表
トビタテ生植月さんの発表