お知らせトピックス2017-077

中学・高校生を対象にしたワークショップ
「染色と刺繍を体験して,アジアの民族衣装を着てみよう!」を開催

 11月12日に中学・高校生対象のワークショップ「染色と刺繍を体験して,アジアの民族衣装を着てみよう!」を開催し,県内の中学・高校生9名の参加がありました。
 このプログラムは,日本学術振興会の研究成果の社会還元・普及事業「ひらめき☆ときめきサイエンス ~ようこそ大学の研究室へ~ KAKENHI」の一環として開催したものです。
 参加者は,まず,実施代表者の都甲由紀子准教授による開講式を受けたのち,午前中は,染色材料となる植物や動物についての講義や,実際に講義で説明した染料で絹のハンカチと刺繍糸を染色しました。
 午後からは,染色した刺繍糸を使い,刺繍の実習を行ったのち,フィールド調査(ブータン・雲南省・ミャンマー)の様子や研究職の仕事内容,科研費の事業説明を行うとともに,ブータンやミャンマーの民族衣装を試着してもらいました。
 また,途中の昼食時間やティータイムでは防衛医科大学校の朝比奈はるか助教が持参した中国の珍しいお茶の説明を受け,試飲するなど,リラックスした雰囲気の中,参加者と協力してくれた大学生たちとの交流が行われました。
 参加した中学・高校生からは,アンケートを通じ「年が自分と近い人とも交流ができて楽しかった」「今日ここで学んだことをいろんな人に話して共有したいと思う」「興味のあることについて自分のオリジナルを大切にして研究してみたい」等の感想が寄せられ,また,大学生からも「中高生に教えるだけでなく,自分も勉強になりました」等の感想があり,お互いに良い体験ができた一日になったようです。

染色実習
染色実習
染色実習後の集合写真
染色実習後の集合写真
刺繍の実習
刺繍の実習
民族衣装試着後の集合写真
民族衣装試着後の集合写真