お知らせトピックス2018-018
カザフスタン国立がんセンター医師が来訪
カザフスタン国立がんセンターのSatbayeva病理学形態学センター長とShinbolatova同教育学部長が,5月21から22日に本学医学部を訪問しました。
診断病理学講座では,2日間,駄阿勉教授と小山雄三医員のもとで,日本における病理診断システムや日本臨床細胞学学会九州連合会が主宰するスライドカンファレンスの取組みや,電子顕微鏡を用いた検体の観察方法等を見学し,活発な意見交換が行われました。
また,卒後臨床研修センターの宮﨑英士教授との懇談,環境・予防医学講座の山岡吉生教授との懇談では,日本の医学教育における意見交換や,基礎研究分野における国際研究協力についての話し合いも行われました。
高度救命救急センターの竹中隆一助教の案内によりセンター及びドクターヘリを見学した際には,救急医療専門医と看護師が同乗しいち早く患者に救命医療を行うドクターヘリシステムは,世界第9位の国土面積を持つカザフスタンでは見ることのないもので,素晴らしいシステムだとの話もありました。
さらに,守山正胤医学部長との懇談では,共同研究や学生交流についての希望もあったことから,今後の相互交流が期待される訪問となりました。



