お知らせトピックス2018-053

経済学部語学研修を実施しました

 経済学部で実施しているサンディエゴ州立大学附属のAmerican Language Institute(ALI)での語学研修が,今年度も学長戦略経費による大分大学派遣留学支援制度(短期研修型)に採択され,参加学生は8月27日から9月21日にかけて4週間の研修を行いました。今年度は,1年生6名,2年生1名,3年生1名の計8名が参加しました。
 サンディエゴ州立大学は,メキシコ国境に近いカリフォルニア州サンディエゴにある学生数3万人以上の大きな大学で,本学との協定校にもなっています。ALIは1974年に開設され,現在はUCIEP〈全米大学付属集中英語講座連盟〉の認可を受けた59校のうちの1校として,その教育基準に則った質の高い授業が行われています。学生が受講したのは,Intensive English Communication(IEC)という日常英語の習得と向上を目指すコースで,Oral Communication の授業を主軸に,コミュニケーションのためのGrammarやReading, Writingの授業などが,午前中2科目,午後1科目行われます。受講資格は求められませんが,プレイスメントテストが行われ,科目ごとに各自のレベル別のクラスで学習します。どの授業でも常に発信することが要求されるので,最初は戸惑う学生も多いのですが,海外から集まっている学生たちの意欲的な学習態度に触発され,次第に積極性を身につけ,終了時には意識の変化も含めコミュニケーション力の向上を実感したようです。
 この研修では現地の家庭でホームステイをしますが,その体験が有意義であったと感じているようです。参加者にとってホストファミリーとの生活は,時に誤解が生じたり,うまく意思疎通が図れなかったりもしますが,そうした場合の対処も含め,じかに異文化に触れ,意思伝達手段のツールとしての英語の重要性を認識する何よりの機会となったようです。

 語学研修体験記はこちら

American Language Institute前にて
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