お知らせトピックス2018-055
ケニア医学研究所と大分大学との国際交流協定締結調印式を行いました
11月8日に,ケニア医学研究所(KEMRI)からYeri Kombe(イェリ コンベ)CEOとElijah Martim Songok(エリジャ マーティム ソンゴク)副所長が,国際交流協定締結のため,本学挾間キャンパスに来学しました。KEMRIは,医学部環境・予防医学講座の山岡吉生研究室との国際共同研究「アフリカ諸国におけるピロリ菌を中心とした消化器感染症センターの形成」事業が,独立行政法人学術振興会(JSPS)研究拠点形成事業に採択されたことにより2017年度から共同研究を開始した機関で,ケニア共和国のみならず,アフリカ地域における主導的な医学研究機関のひとつです。
山岡研究室に在籍する博士課程の大学院生で,コンゴ民主共和国出身のTshbangu Evariste Kabamba(テシバング エバリステ カバンバ)さんの研究発表ののち,国際交流協定調印式を行いました。
北野正剛学長から,本学とKEMRIとが今後人材育成や共同研究を実施することにより,さらなる発展を期待するとの挨拶があり,Yeri Kombe CEOからも,パートナーとして本学に感謝するとの挨拶がありました。
山岡吉生教授によると,今後,国内外の研究機関とも連携してアフリカ拠点の形成を目指し研究交流を行うとのことで,調印式後は今後の研究打ち合わせも行われました。
本学におけるアフリカとの国際交流協定締結は初めてであり,本協定を通じ,今後,山岡研究室を中心にアフリカにおける共同研究・人材育成等が発展することが期待されます。



