お知らせトピックス2018-056

第2回ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型) シンポジウムを開催

 大分大学では,「第2回ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)シンポジウム」を10月29日に開催しました。本学の学生,教職員,共同実施機関および協力機関,行政,企業経営者など,173名が参加しました。
 北野正剛学長の挨拶,松浦恵子副学長による事業説明の後,「男女共同参画社会の形成に向けた大学への期待と最近の動向」と題し,文部科学省国立教育政策研究所長 常盤豊氏の講演がありました。
 基調講演では,RIZAPグループ(株)の代表取締役であり,カルビー(株)のシニアチェアマンである松本晃氏が「Change,or Die!」というテーマで講演し,時代が変化し,人の生き方も変わったとし,働き方改革の重要性・必要性を説明しました。
 また,後半は,下田憲雄副学長をモデレーターとして,本事業の協力機関の住友化学(株)大分工場人事担当課長 宮﨑美香氏,独自の働き方改革を進めている(株)コイシ取締役 仲道美恵氏,ワーキングママを対象にネットワークを運営しているニッコン(株)代表取締役社長 佐藤宝恵氏による「大分のダイバーシティ推進…次の一歩」をテーマとしたトークセッションを行いました。会場から,自社でダイバーシティを推進するための課題などが提示され,活発な意見交換が行われました。
 参加者からは,「地元にこのような取組をしている企業があることに嬉しさを感じた」「地元の女性の目から見た各社の取組が大変興味深く参考になった」との感想があり,情報の共有,情報発信の必要性を再認識することができ,有意義なシンポジウムとなりました。

常盤氏による講演
常盤氏による講演
松本氏による基調講演
松本氏による基調講演
トークセッション
トークセッション