お知らせトピックス2018-066

地方国立大学と地域との連携をテーマに大学改革シンポジウムを開催

 本学は,12月9日,一般社団法人国立大学協会との共催で,「地方国立大学と自治体が連携して実現する地域包括ケアシステム ~大分大学福祉健康科学部と大分県下の自治体との取組~」をテーマに大学改革シンポジウムを開催しました。
 本シンポジウムは,2016年に本学が設置した福祉健康科学部の設置の意義を再確認し,ステークホルダーとなる方からの期待や意見を求めることを目的としたもので,約110名の参加者ありました。
 はじめに,衣笠一茂福祉健康科学部長の「福祉健康科学部が目指すもの」と題した基調講演,田原誠士福祉健康科学部後援会長の「福祉健康科学部へ期待すること」と題した講演が行われました。
 その後のパネルディスカッションでは,コメンテーターを飯田隆次大分県福祉保健部審議監が,パネリストを永松悟杵築市長,河野礼治杵築中央病院リハビリテーション部統括部長,管聡社会医療法人関愛会坂ノ市病院院長,相澤仁福祉健康科学部教授の4名が務め,「大学と地域との連携」に関して活発な議論が行われ,学生代表として登壇した理学療法コース2年山見坂太郎さんからは,地域やチームの中で働くにはコミュニケーション能力が必要であり,多くの方と関わっていくために,地域での活動や関わりにもっと目を向け,ジェネラリストを目指していきたいと発言がありました。
 来場者からも,今後の福祉健康科学部との連携の可能性や,教育研究への期待などの意見があり,盛会のうちに終了しました。

北野学長の開会挨拶
北野学長の開会挨拶
衣笠学部長の基調講演
衣笠学部長の基調講演
パネルディスカッション<br />(左から飯田審議監,永松市長,河野部長)
パネルディスカッション
(左から飯田審議監,永松市長,河野部長)
パネルディスカッション<br />(左から管院長,相澤教授,山見坂さん)
パネルディスカッション
(左から管院長,相澤教授,山見坂さん)