平成30年度学長戦略経費「派遣留学生支援制度」により，2月24日～3月2日にミニトビタテinホーチミン海外研修を実施しました。この研修は，学生たち自身が訪問したい企業やNGO団体を決めてアポイントを取り，実際に訪問するというユニークな実践型の研修です。参加者は工学部1名，理工学部4名，経済学部12名の計17名でした。
　事前準備として，ベトナムの社会や歴史についての学習を行いました。現地では多種多様な訪問先を訪れ，多くの人々との刺激的な出会いで充実した研修となりました。またホーチミン市人文社会科学大学にも訪問し，日本語を学ぶベトナム人学生との交流も行いました。さらに，現地でも参加者たちは毎晩ミーティングを重ね，学びを深めました。
　参加者からは「様々な企業訪問を通してベトナムに対する印象が変わりました。これまでベトナムは開発途上国であるという認識が強かったが，この考えはむしろ真逆であり，日本経済はベトナムに追い抜かれるかもしれない危機にあることを実感しました。ベトナム人は真面目で勤勉であることから，私たち日本人が見習わなければならない部分がたくさんありました」，「最初に訪問した企業で思いもよらぬ話を聞き，今までとは異なる視点で自分自身を見つめ直すきっかけになりました」という感想がありました。
　本研修は学生にとって他では得ることのできない貴重な体験となりました。各参加者による成果報告はブログ「分大生留学奮闘記」に掲載しています。また，成果報告会を4月第2週に行う予定です。ぜひ，ご参加ください。

■分大生留学奮闘記：http://oitauniversity.seesaa.net/category/27258774-1.html