経済学部の学生が，2月下旬，台湾の国立政治大学日本プログラムの学生と研究成果を発表する交流会に参加しました。国立政治大学は，もともと外交官などを養成する目的で設立されており，台湾における日本研究の拠点にもなっています。日本研究プログラムの学生のほとんどは，日本での留学経験があり，両大の学生は日本語で交流しました。報告会から食事会まで，国籍や文化的背景の違う台湾人学生との議論を通じて，本学の学生は，国内外の考え方の違いや，日本とは何か，日本人らしさとは何かを考えるきっかけになりました。本プログラム後半は，台湾での歴史的建造物などを見学しました。日本の植民地期に建設されたものが大切に保管されており，日本と台湾との歴史的な政治経済関係を考える機会になりました。