お知らせトピックス2019-005

JICAの北岡理事長がフィリピン熱帯医学研究所を視察

 4月11日にJICA(独立行政法人国際協力機構)の北岡伸一理事長が,各国のJICA事業視察の一環としてフィリピンを訪れ,本学医学部微生物学講座の西園晃教授(大分大学理事・副学長と兼務)を代表者として実施しているSATREPSプロジェクト「フィリピンにおける狂犬病排除に向けたワンヘルス・アプローチ予防・治療ネットワークモデル構築」の本学のカウンターパートであるフィリピン熱帯医学研究所(RITM)を視察されました。
 同講座は国内の大学医学部で唯一狂犬病研究を行っており,本学とフィリピン共和国との学術交流実績を元に,わが国の狂犬病研究機関で研究開発された狂犬病診断技術の有用性を,フィリピン国内の獣医系検査室と医療施設で検証することで,人と動物の健康を一体のものとしてとらえる「ワンヘルス」の視点から動物の狂犬病対策とヒトの狂犬病発症予防治療に活かそうとするものです。
 現地では,同講座からRITMに赴任している斎藤助教と君付助教が対応しました。

■西園教授SATREPS採択について(2017.5 学長定例記者会見にて発表【事項3】)
 https://www.oita-u.ac.jp/01oshirase/kaiken/2017-05.html
■JICA事業について
 https://www.jica.go.jp/project/philippines/014/index.html
■SATREPS(JAPOHR)のブログ(英文)
 https://japohr.blogspot.com/

北岡理事長(中央)とRITMのCarlos所長(右)<br />齊藤助教(左)
北岡理事長(中央)とRITMのCarlos所長(右)
齊藤助教(左)
北岡理事長(中央)を囲んで<br />RITM幹部,Carlos所長(右)と<br />Quiambao副所長(左)
北岡理事長(中央)を囲んで
RITM幹部,Carlos所長(右)と
Quiambao副所長(左)